エレクトロフォーミング(電鋳)とは
エレクトロフォーミング(電鋳)の定義
エレクトロフォーミング(電鋳)加工:めっき技術を高度に制御し、めっき金属で高寸法精度を有する微細金属製品を作製する加工法。
当社では、SUS板(母材)にNi(ニッケル)※、NiCo(ニッケルコバルト)合金を無地の状態から析出させ、ねらった厚みに盛り上げていく技法を得意としています。
※Ni(ニッケル)素材の長所
エレクトロフォーミング(電鋳)のめっき析出素材としてはNi(ニッケル)が使用されます。Niは他の元素と比較して硬く、多少の圧力がかかる部品として使用しても耐久性があり、バネ性も持っています。そのため、印刷用ローラーの表面やコンタクトプローブなどでも使用されています。
特長
- 01エッチングやレーザーでは困難なミクロンレベルの超微細加工が可能
- 02金型不要でイニシャル費を削減、多品種、少量生産に最適
- 03電子部品、精密機器部品、自動車部品、半導体分野へ広く応用
当社の製品実績
- スマートメタルマスク
- 蒸着マスク
- メタルスクリーン印刷版
- 精密分粒フィルター
- 光学スリット
- 流体制御ノズル
- メタルクラフト
- など